目次
依頼者属性
女性/50代/パート
ご相談内容
子どもも結婚して独立し、しばらくすると、夫から離婚したいと切り出されたことから、不安になり、ご相談にいらっしゃいました。
弁護士の活動
夫の退職が近く、退職金を使われてしまっては、財産分与も無意味になりかねません。財産資料を集め、きちんと確実に財産分与を獲得することがポイントです。
そのため、退職金を含む財産分与の支払を確実にするため、離婚調停を申し立てました。
結果
離婚調停において、夫の退職金、社内積立、預貯金、生命保険解約返戻金等を調査し、多額の財産分与を獲得しました。
解決までの期間
約7か月
事件解決のポイント
定年近くの夫婦が離婚するケースが多く存在します。このような夫婦の場合、老後の資金のためにも、財産分与や年金分割が極めて重要になります。
このケースでは、夫が代理人弁護士をつけなかったこともあり、財産を隠し続けました。粘り強く夫に交渉するとももに、弁護士独自の調査手段を用い、夫の財産資料の収集に成功しました。
その結果、依頼者は、多額の財産分与を獲得することができました。
弁護士の着眼点
老後2000万円問題などと言われておりますが、老後に資金が必要なことは確実だと思います。
離婚後の資金、収入、生活が不安だという悩みをお持ちの方が大勢いらっしゃいます。
離婚をお考えになった場合、将来に備え、お早めにご相談いただくことが重要です。
安心できる生活を送るためにも、財産分与や年金分割について正しい知識を持ち、離婚やその後の生活に備えることが大切だと思います。