目次
弁護士に依頼するメリット
離婚問題は、世の中に非常に多い紛争の一つです。
ですが、解決しなければならない事柄は、実は非常に多いのです。例えば、親権者の指定、養育費、面会交流、財産分与、慰謝料、年金分割などです。これら一つ一つをとってみても、非常に難しい問題を多く含んでいます。このように多くの問題をお一人で調べながら解決へと至るには相当な労力を伴います。ですが、弁護士にご相談いただければ、方向性が一気に見えてきます。
また、離婚調停を申し立てるといっても、裁判所では調停委員に上手にお話をする必要があります。資料も整える必要があります。
さらに、離婚訴訟に発展した場合には、裁判に関する専門的知識と経験が必要となります。
いずれの段階でも、弁護士がアドバイスをさせていただくことにより、皆さまの労力も減りますし、精神的にも落ち着くはずです。
弁護士に依頼していない場合によくある問題
・何をどこから話していけば良いのか分からない
・合意できる点もあるが、書類に残したほうが良いのか分からない
・書類を作成しようと思っているが、どのように作成すれば良いのか分からない
・夫や調停委員に、言いたいことをうまく伝えられない
・何を伝えれば良いのか、分からなくなってしまった
・言うべきことではなく、言いたいことばかりを言ってしまう
・夫に言い負かされてしまい、だまされている気がする
・調停委員に説得されてしまう
・時間を沢山けずって準備しなければならない
弁護士に依頼する具体的なメリット
・何から始めれば良いのか、弁護士が主導してくれる
・言い分を整理して相手や調停委員に伝えてもらえる
・証拠資料を集めたり、整理してもらえる
・経験豊富な弁護士にその場でフォローしてもらえる
・相手の主張をふまえて説得的に主張をしてもらえる
・取り返しのつかない失敗を防ぐ
例えば、離婚調停では、調停が成立してしまえば、判決と同じ効力が与えられます。
調停が成立した後に、その条件を変えることはできません。
調停の内容を正しく理解しないまま、合意してしまった後では、どうすることもできません。
離婚問題は人生の大きな場面です。
取り返しのつかない失敗をしないよう、一度、弁護士にご相談すると良いです。
・裁判になった場合の見通しから考えることができる
・離婚成立後に想定される問題点を把握することができる
・書類の作成は弁護士がしてくれる
「有利に離婚手続を進める」ために弁護士へのご依頼をお勧めする方
・自分の話す力自体に不安のあるとき
(かっとなってしまう、整理して話すことが苦手、何を言ったら良いのか分からないなど)
・夫が弁護士を依頼しているとき
・争点が多いとき
・財産分与や慰謝料などで合意に至らないとき
・住宅ローンが残っている場合
・面会交流でもめている場合
・夫が不倫(不貞行為)した証拠を確保している方
・時間と精神の浪費を防止したい方
・再婚したい、健康状態が悪いが遺産を相続させたくないなどの理由により離婚を急いでいる方
・離婚問題で頭がいっぱいでストレスを抱えている方
・離婚問題で不安定となっている子どもとの時間をできるだけ削りたくない方
・仕事が忙しく、自分で準備する時間のない方
・精神的に落ち着いて早く新しいスタートを切りたい方
・早く母子家庭になって、児童扶養手当を受給したり、市町村の福祉的サービスを受けたいと思っている方