目次
依頼者属性
女性/20代/パート
ご相談内容
結婚して子どもが生まれましたが、夫が不貞していたことが発覚した事案。
小さなお子さんの養育費を確保するとともに、夫と不貞相手に対する慰謝料請求ができないか、ご相談にいらっしゃいました。
弁護士の活動
まず、夫に対しては、別居中の生活費を確保するために、婚姻費用分担調停を申し立てると同時に、養育費と慰謝料の支払いを求め離婚調停を申し立てました。
また、不貞相手に対しては、慰謝料の支払いを求める内容証明郵便を送付した上で、示談交渉をしました。
結果
夫の収入が多い事案ではありませんでしたが、小さなお子さんの養育費の支払いを確実にするため、離婚調停により、裁判所の相場どおりの養育費の支払いを確保しました。同時に、不貞の事実を認めさせた上で、慰謝料も支払っていただきました。
また、不貞相手に対しては、粘り強く交渉を続け、不貞の事実を認めさせた上、多額の慰謝料を支払っていただきました。
解決までの期間
約6か月
事件解決のポイント
まず、お子さんが小さい場合、養育費の支払いを確実にする必要があります。離婚調停で養育費を定めた場合、支払いが滞った時点で、元夫の給与を差し押さえることが可能になります。次に、不貞による慰謝料請求については、証拠が重要になります。証拠としては、探偵の調査報告書が典型例ですが、メールやLINEなども重要な証拠になります。
弁護士の着眼点
養育費については、小さなお子さんがいらっしゃるケースでは、安易に口約束で終わらせず、調停で養育費を定めることをお勧めします。
慰謝料請求については、証拠が重要です。十分な証拠になっているかどうかは、弁護士に相談すると明確な回答が得られると思います。
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